阪神は22日のDeNA戦(甲子園)に5―4で逆転勝利。接戦を制し、2連勝で単独首位に浮上した。
序盤は相手先発・藤浪晋太郎投手(32)に手を焼いた。藤浪の制球面を考慮して左打者を並べる球団も少なくない中で、この日は3番・森下、5番・大山ら右打者を含めた普段通りのスタメンで臨んだ猛虎軍。しかし2022年以来4年ぶりに聖地のマウンドへ戻ってきた右腕を攻め立てたものの、完全攻略とはならなかった。
初回から絶好機をつくった。先頭・近本が右前打で出塁すると、森下は1球もバットを振ることなくストレートの四球。一死一、二塁としたが、佐藤、大山が連続三振に倒れ同点に追いつくことはできなかった。
2回も二死満塁から中野が外角のカットボールを見逃し三振。ピンチを切り抜けて拳を握った藤浪とは対照的に、中野は納得のいかない表情を浮かべながらベンチへ引き揚げた。
決定打にかける中、0―1の3回にようやく1点をもぎ取った。二死から大山が臀部に死球を受けて出塁すると、元山の四球などで再び二死満塁。続く伏見が152キロの直球を右前に運び、試合を振り出しに戻した。
藤浪は5回途中5安打5四死球1失点で降板。序盤で引きずり下ろしたもののあと1本が出ず、右腕を崩しきれなかった。
それでも1点ビハインド6回にはリリーフ陣から近本、大山の適時打で3点を奪取。再び同点となった8回には森下の右犠飛で勝ち越しに成功した。
藤川球児監督(46)は、かつての同僚・藤浪について「他球団の選手になりますので」と前置きしつつ「元気でやってる姿を関西の野球ファンの方に見てもらえるっていうことは、同じ野球界の人間としてはうれしいなというところ」と笑みを浮かべていた。













