1日に死去したプロレス界のスーパースター、〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)の告別式が14日に行われ、まな弟子の一人で米WWEで活躍する中邑真輔(42)が師匠への思いを明かした。

 中邑は猪木さんの訃報を受けて米国から一時帰国。棚橋弘至、オカダ・カズチカら古巣の新日本プロレス勢とともに通夜と告別式に参列した。

 師匠の訃報に際して即座に緊急帰国を決断した。「すぐに(会社の)上に確認して。何試合か休むことになったんですけど『行っていいぞ』ということで。気持ちをくんでもらえた? そう思います。重要なことなので」と経緯を説明。

「それぞれ思い出は違うと思うんですけど、自分個人として言うならば、猪木さんに照らしていただいたプロレス人生のスタートだったので。最後の最後にありがとうございましたということを伝えに来れることができて、本当によかったと思います」と、猪木さんも殿堂入りしているWWEにも感謝を示した。

 デビュー直後から米LA道場に武者修行し、猪木さんの指導を受けた。新日本時代の猪木さんの〝最後の弟子〟として総合格闘技でも結果を残した中邑は、今や世界最大団体のスーパースターとして君臨している。「日本人プロレスラーとしての遺志を少しでも長く、(猪木さんの)思いをどうにか紡いでいきたいなと思いますね」と、さらなる精進を誓った。

 古巣の新日本は来年1月4日東京ドーム大会を猪木さんの追悼大会として行うことを発表。これに関して中邑は「それは知りません。まあ本当に一寸先はハプニングですから。この時代、何がおこるか本当に分からない世の中ですから」と語るにとどめた。