1日に死去したプロレス界のスーパースター、〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)の告別式が14日に行われ、新日本プロレスの棚橋弘至(45)が団体創設者との最後の別れを惜しんだ。

 前日の通夜に姿を見せた棚橋は告別式にも参列。柴田勝頼、現WWEの中邑真輔とかつての「新・闘魂三銃士」とも顔を揃えた。

 葬送式と中陰法要が営まれた後、参列した現役&OBレスラーたちが赤い闘魂タオルを首にかけてひつぎを霊柩車へ運び込んだ。葬儀後に取材に応じた棚橋は「寂しいですね。もっといろいろ頑張れることがある、もっと頑張ろうと思いましたね」と時折涙で声を詰まらせながら決意を新たにした。

 猪木さんとは約1年前にOBの集まりで会ったのが最後だったという。棚橋は「ここにいるレスラーも関係者の方たちも、猪木さんがいたから自分の道を切り拓けたというか。僕はプロレスラーの戦いを見て、エネルギーをもらってた部分もあって。こんなにも日本の皆さんにパワーをあげた、元気にしたレスラーはいないんじゃないかなって。すげえなあって。スケール感の違いに、凹みました今日は」と、独特の言い回しで感謝と尊敬の言葉を送った。

 来年1月4日東京ドーム大会は猪木さんの追悼大会として行われることも決定。「声援が早く解禁になればいいなと思いますし、猪木さんが(闘病生活を公開していたことで)プロレスにグッと目を向けさせてくれた部分もあると思うので。必ずプラスに変えてみせます」と、大会の成功をもって故人を送り出すことを誓っていた。