女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン4日目(22日、東京・有明テニスの森公園)、シングルス2回戦に出場予定だった世界ランキング48位の大坂なおみ(24)が無念の棄権を余儀なくされた。

 大坂は20日の1回戦でダリア・サビル(オーストラリア)と対戦。相手が第1セット第2ゲーム途中で左ヒザを痛めて途中棄権し、2回戦進出を決めた。次戦以降に向けては「1試合ずつというアプローチをとっている。1試合ずつ確実に戦って、こなしていきたい」と決意を述べていた。

 この日はベアトリス・アダドマイア(ブラジル)との試合が、午後5時30分以降のセンターコート第4試合に組まれていたものの、コートに立つことはできなかった。大会主催者によると「腹痛のため」だという。

 大坂は大会主催者を通じ「今日は出場することができず、本当に申し訳ありません。日本のすばらしいファンの前で、東レ・パン・パシフィック・オープンでプレーできることを光栄に思っています。これまでも、そしてこれからも、東レPPOは私にとって特別な大会です。今日もコートに立ちたかったのですが、体が許してくれません」と謝罪した上で「今週はたくさんの応援をありがとうございました。また来年お会いしましょう」とコメントした。

 大坂にとって同大会は相性抜群。3度(2016、18、19年)決勝に進み、前回の19年大会は優勝を果たしており、トーナメントアンバサダーを務める沢松奈生子氏も「世界のトップに戻るきっかけの大会になるのでは」と期待を寄せていた。