阪神は21日の広島戦(甲子園)に延長11回の戦いの末、4―10で大敗しついに5位転落。シーズン最終盤の正念場で痛恨の4連敗を喫しCS出場の可能性は、いよいよ厳しさを増してきた。
3位・巨人を0・5差で追う同率4位チーム同士の「絶対に負けられない戦い」。勝敗を分けたのは、またも守りのミスだった。
先発・伊藤将が2回途中を5安打4失点でKOされる厳しいゲームのスタートを余儀なくされた阪神だが、その後は小刻みに点を返し、4―4の同点に追いつく。3回2/3を投じたロングリリーバーの西純も含め、島本―ケラー―湯浅―岩崎の救援5投手もそれぞれが必死の継投で無失点に抑えたが、延長11回に7番手として登板した岩貞がこの日は大誤算だった。
この日の試合前時点で51試合登板、防御率1・77と抜群の数字を残していた左腕だが、会沢に四球を許し一死一塁とすると、続く小園の投前への犠打処理の際に一塁へ悪送球してしまい一、三塁とピンチを拡大。磯村も四球で歩かせ満塁とすると、上本―菊地―西川と3連打を浴び一気に4失点。ここで阪神ベンチは8番手・加治屋にたまらずスイッチするが、続くマクブルームにも2点適時打を献上。打者一巡6失点の猛攻を浴び万事休すとなった。
この日のゲームは今季限りでユニホームを脱ぐ糸井の引退試合として開催。4万2267人の大観衆とともに不惑の超人の最後を勝利で飾りたいところだったが、それもかなぬ切ない敗戦となった。












