阪神・森下翔太外野手(25)が20日の中日戦(甲子園)で試合を決める一発を放った。

 中盤まで7点ビハインドと苦しい展開だったが、7回に坂本、嶋村、中野の連続適時打で一挙4点を奪取。さらに8回にも3点をもぎとり同点に追いついた。

 虎党のボルテージが最高潮に達する中、9回に先頭で打席が回った虎の背番号1。カウント3―2から竜6番手・牧野の直球を完璧に仕留めた。「手応えはかなりありました」という打球は高々と舞い上がり、左翼席に突き刺さるサヨナラの11号ソロ。

 大歓声を浴びながらダイヤモンドを一周し、ホームベース付近では待ち構えていた虎ナインから手荒い祝福を受けた。「押せ押せだったんで、後ろにテルさん大山さんもいますし。何とか出塁して1点もぎ取ってやろうっていう思いでいった結果が、スリーツーになってもう思い切って振るしかないなと。結果いい打球がいったなと思います」と笑顔で振り勝った。

 チームは8―7で今季初のサヨナラ勝利。5カードぶりのカード勝ち越しとなった。森下は「自分は(7回に)凡退してしまいましたが、周りが助けてくれたというか。全員が束となってやったゲームだったんで、いい勢いに乗ってくれたらと思います」とうなずいた。

 全員野球で7点差をひっくり返した猛虎軍。この勢いを次戦にもつなげたいところだ。