阪神のドラフト1位ルーキー・立石正広内野手(22=創価大)が19日の中日戦(倉敷)で一軍デビュー。「6番・左翼」でスタメン出場すると、1点リードで迎えた2回の第1打席でプロ初安打をマークした。
「積極的にいこうと思っていた」という立石。2回に大歓声を浴びながら打席に向かうと、竜先発・金丸の初球を迷いなく振り抜いた。打球は中前へ抜け、記念すべきプロ初ヒット。
塁上では笑顔でガッツポーズを見せ、ベンチの虎ナインも両手を上げて祝福した。「やっぱり初めてこの環境で野球ができましたし、その中でスタートを切れたことが1番うれしかったので(ガッツポーズが)出ました」
入団後は「右脚の肉離れ」や「左手首の関節炎」など3度のケガに苦しんだ。それでもファームで結果を残し、ついに一軍の舞台にたどり着いた虎の背番号9。「そんな甘くない(世界)。自分のコンディション不良もあると思うんですけど、すぐ一軍で当たり前のように出れるとも思っていなかったので。着実に段階を踏んだからこそいいスタート切れたんだなと思います」としみじみと振り返った。
一方で3回には一死一塁の場面で遊併殺に打ち取られ、5回にも二死一、三塁で空振り三振に倒れた。「チャンスの場面で1本打てたら、もっと貢献できたと思うんですけど…」と悔しさをにじませつつ、「スタメンに抜擢してくださったことに感謝ですし、少しでも応えられたのかなと思います」と前を向いた。
藤川球児監督(45)はチャンスでの凡退について「いや、そんなの今日全然関係ないですね」とキッパリ。「とにかくなんでも振ってこいってみんな言ってましたね。なかなか1球目から振ることはできないと皆言ってますね。素晴らしいです」と積極的な打撃を絶賛した。
ケガを乗り越えプロでの第一歩を踏み出した虎のドラ1ルーキーが、ここから猛虎打線の起爆剤となる。












