エースの完全復活だ。巨人・戸郷翔征投手(26)が19日のヤクルト戦(いわき)に先発し、7回無失点と好投。今季3試合目にして待望の初白星を挙げた。
初回早々に2点の先制点をもらって、先発マウンドに上がった戸郷。先頭・長岡に右前打を浴びたものの、後続をしっかり打ち取り、続く2回は三者凡退に抑える好発進を見せた。
3回には一死から不運な安打が続いて一死満塁のピンチを招いたが、内山を空振り三振、増田珠を中飛に打ち取って危機を脱出。その後も危なげない投球でヤクルト打線を抑え込み、7回115球を投げて無失点と、文句なしの結果を残した。
若きエースの後を託された救援陣も中川―田中瑛―大勢とリードを守り抜き、チームは2―0で破竹の7連勝。戸郷は「最近、いい投球ができていなかったですし、ここ1年半ぐらい苦しい投球が続きながらも、なんとか監督も使ってくれて…その期待に応えられてよかったです」と喜びを爆発。
3回に切り抜けた不運なピンチも「なんとかそのミスというのを投手自身が〝かばってあげたい〟と思いながらマウンドに立って、ゼロに抑えられてよかったです」と手応えを明かした。
球数がかさんでいた中でも、予定通り続投となった7回のマウンド。それでも右腕は「今までたくさん迷惑かけたので、1イニングでも長く、1球でも多くというのは思っていました。開幕から中継ぎの方たちもたくさん投げているので、なんとか1イニングでも多くというのは考えていました」と秘めたる闘志を明かした。
チームにもさらなる追い風を吹かした若きエースの復活。これまでの悔しさをバネに、残りシーズンは投手陣の柱として勝ち星を量産していく。












