中日は14日の阪神戦(京セラ)に5―4と接戦を制し、今季4度目の同一カード3連勝を飾った。同点だった9回一死一、三塁で、代打・木下がスクイズを敢行。ウエストボールに三振したが、捕手が捕球できずに重盗でラッキーな決勝点となった。

 以下は立浪和義監督(52)との主な一問一答。

 ――9回のスクイズは木下のバットに当たらなくて逆に良かった

 立浪監督 当たらないぐらい高くきていたから、結果的には。ウチのサインミスではないですよ(笑い)。嫌な形でね。(4回まで)いいふうにいっていて(5回に)一挙に3ランで追いつかれたので。こうやって粘って勝てたのは非常に大きいかなと思う。

 ――9回は先頭の大野奨が安打で塁に出てつないだ

 立浪監督 土田がまさか打つとは思わなかったので。意外性の男だなと。何かつかんでくれればいいなと思う。

 ――3バントスクイズは珍しい

 立浪監督 そうですか? ファウルになったり、空振りも覚悟でいった。ここで1点を取らないと勝てないので。結果は相手のミスだが、結果が大事なので。

 ――木下を代打に送った時点でスクイズは頭にあったのか

 立浪監督 いや、もちろん、打たすつもりでいった。何とか打ってほしかったが、2ストライク目のファウルを見た時にだいぶ差し込まれていた。(相手投手の岩崎は)真っすぐとフォークのタイプなので。バントならなんとかストライク付近なら決めてくれるかなという願いを込めて(サインを)出したんですけど。

 ――これで2試合連続でスクイズを敢行した。勝つためにはなりふり構わずか

 立浪監督 そういう今は出ているメンバーからしてもクリーンアップが打たないと、なかなか点が取れない状況。こうやって選手に点が取れるということを、苦しい時はなんとかそういう形で、今年の残り試合も来年以降もやっていかないといけない。

 ――昨季から4戦4敗と苦手のガンケルを攻略

 立浪監督 阪神のチーム状況もあるが、今日はガンケルから4点を取れた。いつも全く手も足も出ないのに、苦手な投手を一人ずつでも今年残り試合で克服していけるようにやっていきたい。

 ――ガンケル攻略のために徹底さえたことは

 立浪監督 基本、積極的にいった。立ち上がりは低いボールで基本、走者を出してもゴロが打ち取れる投手でコントロールも良い。やっぱり真ん中付近の甘めのボールを積極的にいくしかない。点を取られてからは、向こうもちょっとイライラしていた。今日はうまくいったが、あんまりカモにされないように、こうやって点を取っていかないといけない。

 ――プロ初先発の橋本の投球内容は

 立浪監督 良かったが、5回に勝ちを意識したことは多少あるかもしれない。あそこ(5回)はホームランだけはというところで打たれてしまったので、一つ課題として。良いものも出してくれた。ボールの力もあるし、変化球も良いものを持っている。またチャンスはあると思うので、次につなげてもらいたい。

 ――これで対阪神は10勝10敗の五分とした

 立浪監督 甲子園で1試合しか勝っていない。ウチはビジターで強くなるという課題もあるので、また頑張っていきたい。