ドジャースの大谷翔平投手(31)は20日(日本時間21日)に敵地サンディエゴでのパドレス戦に「1番・投手兼DH」で先発し、5回を3安打無失点、4三振2四球で4勝目(2敗)を挙げた。防御率0・73。打者では初回に6試合ぶりの一発となる8号先頭打者弾を放ち、4打数1安打1打点、2得点だった。打率2割7分2厘。チームは4―0で完勝し、首位攻防3連戦を2勝1敗で勝ち越した。
この活躍を予想していたのが地元紙「カリフォルニア・ポスト」のディラン•ヘルナンデス記者だ。同日の記事で「大谷は再び、自らの物語を自分で決める力を持っている」と断言していた。
同記者は「大谷にとって声明を出すチャンス」と強調。開幕から打撃低迷が続く中で、一部では投手専念論や、登板日のDH起用見直し論まで浮上してきたが、「もし大谷が投げても打てることを証明したいなら、やるべきことは単純だ。打てばいい」と主張した。
大谷が日本ハム時代から二刀流への批判や懐疑論と向き合ってきたことやエンゼルスで4年目に初めてリアル二刀流を提案された時に大谷は実は〝二刀流断念への誘導〟を感じていたが初MVP受賞という形で払拭したこと。さらに昨季ポストシーズンで打撃不振を理由に再び疑念が噴出した際、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で、10奪三振&3本塁打という歴史的パフォーマンスを披露し、一気に雑音を封じ込めたことなどを挙げ、「大谷はこうした疑念にさらされる局面で、たびたび結果を出してきた」と強調。
また、直近のジャイアンツ戦で7回無失点の快投を見せた大谷が、登板後の囲み取材で「打席に立たなかったことのメリット」を問う質問が相次いだ際、「ほとんど笑顔を見せなかった」と指摘。「休養のおかげで打てた」という見方を、大谷自身は受け入れていないと分析した。
ドジャース移籍後初の開幕からの二刀流、サイ・ヤング賞レベルの投球に対してバットは低調だったため、周囲から様々な雑音が聞こえた。しかし、先頭弾と4勝目で封じ込めた。今後、〝登板日も打席に立つ〟が基本になりそうだ。










