左肩炎症で負傷者リスト(IL)入りしているエンゼルスの菊池雄星投手(34)が20日(日本時間21日)の本拠地アスレチックス戦前に現地メディアの取材に対応し、7月下旬の後半戦から復帰したい考えを明かした。

 菊池投手は4月29日(同30日)のホワイトソックス戦に先発し、2回を投げ終えたところで肩の違和感を訴えて降板。MRI検査の結果、炎症が確認された。手術は選択肢に含まれておらず、間もなく投球練習を再開すると明かした。

「これまで大きな怪我をしたことがなかったので、幸いにも今回のダメージは軽傷でした。炎症もかなり抑えられているので、近いうちに投球練習を再開できると思います。もっと早く復帰できる可能性も検討しましたが、今シーズンは長いですし、来年もエンゼルスにいるので、関係者と話し合った結果、今は段階的にリハビリを進めていくことにしました」

 菊池は今季から腕の角度を上げることに取り組んだ。しかし、シーズンが進むにつれて角度が下がり、これがケガにつながったと指摘されていた。しかし、菊池は5回5失点で3敗目を喫した4月24日(同25日)のロイヤルズ戦前に体調を崩していたことを告白。

「1、2日ほど食事がとれず、それが原因だったのではないかと思います。それまで特に問題はなかったので、それが原因かもしれないと思っています」と体調不良のまま試合に登板したことで疲労が蓄積され、肉体に異変が生じたのではないかという。

「本当に投げたい気持ちは山々ですが、チームと話し合った結果『後退しないように一歩ずつ進めていこう』と言われました。私もその意見に賛成なので、今のところはそういう形で進めています」

 チームはア・リーグ西地区最下位に低迷しており、一刻も早く復帰したいが、焦る気持ちを抑え、今はリハビリに専念する。