ドジャース大谷翔平投手(31)の古巣で現在、菊池雄星投手(34)が所属するエンゼルスの球団名からロサンゼルスが削除されそうだ。

 20日(日本時間21日)、「カリフォルニアポスト」紙は「カリフォルニア州の巧妙な法案により、エンゼルスはチーム名から『ロサンゼルス』を削除される可能性がある」との記事を配信した。

 カリフォルニア州議会のアベリーノ・バレンシア議員が先週、法案を提出。エンゼルスに対して公式文書やマーケティング資料において「アナハイム・エンゼルス」を再び使用することを義務付けるものだという。 

 カリフォルニア州アナハイム市に本拠地エンゼル・スタジアムを持つエンゼルスは、2005年にアルテ・モレノオーナーがより大きなロサンゼルスのメディア市場を取り込むため、球団名を「アナハイム・エンゼルス」から「ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム」に変更した。

 だがバレンシア議員は「アナハイムのファンは後回しにされるような扱いを受けるべきではない」と述べると、「アナハイムは世界レベルの都市であり、私はここで育ったのでそれを肌で感じてきた。住民たちが抱く地域への誇りは本物であり、それは彼らが努力して勝ち取ったものだ。私のコミュニティーは長年にわたりエンゼルスを支え続けてきた。彼らは後回しにされるような扱いを受けるべきではない」とアナハイムへの誇りを口にした。
 
 球団名変更には条件がある。記事は「アナハイム市がエンゼル・スタジアムとその周辺の土地の売却、賃貸、再開発を支援するために、チームに特別な法的措置を与える場合に限られるという。この法案は今週、州議会で全会一致の賛成を得て可決され、現在は州上院に送られている」と説明した。

 エンゼルスの関係者は、この法案についてコメントを控えているという。ア・リーグ西区最下位と低迷するエンゼルスにとって名称変更が浮上のきっかけとなるか注目だ。