労組・日本プロ野球選手会(会沢翼会長=広島)が26日、オンライン形式の臨時大会を開いた。
選手会は「より魅力ある野球界のため」とし、この日は「保留制度の改革」について意見を出し合った。その中でFA権の取得年数を国内外ともに「6年」に短縮する案を決議した。
現状では国内FAが8年、海外FAが9年。ただ、国内FA権の平均取得年数が「10・6年」で、海外FA権の平均取得年数も「12・3年」を要することなどを指摘した。2008年から14年までに入団した選手がFA権を取得できた割合は「14・2%」に過ぎず、改定が必要とした。また、FA移籍に伴って発生する人的補償制度の撤廃も主張した。
選手会のFA取得年数の短縮案を受け、選手関係委員会委員長の広島・鈴木清明球団本部長はこう話した。
「野球界が今、コロナの状況もあって大変な時期。権利を主張する時期かな、というのは言いたい。(コロナ禍で)試合数が減っても、コロナに感染しても、特例などでFA日数は加算してきた。故障者特例でも加算している。今はPCR検査で費用もかかり、お客さん(の入場者数)も戻ってきていない。野球界が置かれている状況を理解しているのか、と言いたいところ」
さらに「『短縮』と言っているが、実質、アメリカ(MLB)よりも短い」とし「球団がどれだけ赤字を出しても耐えているか、というのを考えてもらいたい。今はシーズンをどう乗り切るかを考える時期。足元を見つめ直す時期だと思う」と結んだ。












