【リア・リプリー(ロウ)】

 超新星と呼ばれながら〝闇落ち軍〟ジャッジメント・デイに加入し、大波乱を巻き起こしているのが元ロウ女子王者のリア・リプリーだ。

 豪州出身の25歳。2013年に地元インディ団体でデビュー。地道にキャリアを重ね、17年にWWEと契約。2年連続で女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック」に出場を果たす。18年の準決勝では紫雷イオに惜敗した。同年にNXT・UK所属となり、初代女子王者に輝いた。

 19年8月からNXTに移籍。同年11月の「サバイバー・シリーズ」ではNXT女子軍リーダーとしてロウ、スマックダウン(SD)との3ブランド対抗5対5トリプルスレッド戦を制し、NXT軍を勝利に導いた。必殺技リップタイド(変型バスター)で一気に注目を集めるや、12月にはシェイナ・ベイズラーからNXT女子王座を奪取。女子史上初の英米NXT王者となった。

 しかし20年1月「「ロイヤルランブル(RR)」女子RR戦を制した〝女王様〟シャーロット・フレアーがNXT王座挑戦を選択したため、同年4月「レッスルマニア(WM)36」で挑戦を受けるもベルトを失ってしまう。

 同年6月にはイオを交えたトリプルスレッド戦で王座に挑戦するも、イオが新王者に。イオと抗争を展開した後、21年2月にロウ移籍。今度は〝女帝〟ことロウ女子王者アスカとの抗争に入ると、移籍わずか2か月後の4月「WM37」でアスカからロウ女子王座を奪取する。まさに超新星として一気に頂点に立った。

 しかし同年7月の「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」で女王様に敗れて王座転落。しばらく王座戦線から遠のいていたが、今年5月の「WM・バックラッシュ」では〝R指定の男〟エッジ率いる〝闇落ち軍〟ジャッジメント・デイに電撃加入。ユニバース(ファン)をアッと驚かせた。

 ところが6月7日大会でフィン・ベイラーが電撃加入すると、ダミアン・プリースト、ベイラーらとリーダーのエッジに暴行を加えて〝追放〟してしまった。リアはその後7月2日のPPV大会「MITB」でロウ女子王者ビアンカ・ブレアへの挑戦権も獲得。王座戦の行方と同時に〝闇落ち軍〟の動向からも目が離せなくなった。