第94回選抜高校野球大会の準決勝(30日)を控えた29日、浦和学院(埼玉)は兵庫・西宮市内で練習を行った。近江(滋賀)との一戦はエース山田の攻略が大きなポイント。ここまで4本塁打と好調な打線が、3戦すべてに完投している好投手をどう攻めるか。

 この日はシート打撃、フリー打撃などで約2時間、汗を流したが、森監督は「やはり投打の軸の山田君。右の本格派でストレートが強い。うちは左打者が多い打線なので、落ちる系のボールへの対応を今日も練習させた。いい投手なので、どう打ち崩していくか。シート打撃でも、山田君に似たような投手の球を打たせた。投手戦になるのではないかと思う。2、3点の争いで、終盤勝負かと思っている」と警戒心を強めた。

 また、エース宮城の疲労を考慮し「ここからは彼だけの負担にならないように戦っていければと思う。金田、浅田、芳野、野口らがしっかり投げられないと、残り2試合を勝つことはできない。カギは投手陣」と継投策で臨む構えだ。

 主将の八谷は「万全な状態で挑めそう。まずは山田投手をしっかり打ち崩したい。自分たちは伝統の守備からリズムというところでやってきたので、それを打撃につなげられれば。魂を込めてプレーし、悔いのないように全員野球で戦いたい。先を見ず、一戦必勝で監督を信じてやっていきたい」と気合を入れた。