上々の滑り出しを見せた。広島・大瀬良大地投手(30)が15日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで今キャンプで初めてフリー打撃に登板。林ら4選手と対戦して41球を投げ込み、安打性の当たりはわずか2本だった。

 大瀬良は「とりあえずまあまあだと思う」とし「ストライクゾーンに投げて、気持ち良く打ってもらおうかなと(思った)。その中で打者との距離感、感覚を思い出すことができればいいと考えていたので、それができて良かった」と話した。

 この日は開幕投手を争う九里、森下も登板。安打性の当たりが九里が10本、森下が6本で大瀬良が〝圧倒〟した。4年連続での大役へ大瀬良は「選んでもらえるようにしっかり準備してやりたいなと。その思いだけですね」と意気込んだ。