まさに踏んだり蹴ったりだ。エンゼルスは17日(日本時間18日)、本拠地アナハイムで行われたドジャース戦に1―10で惨敗。ロサンゼルス対決の3連戦でスイープされ、初戦から「0―6」「2―15」と一方的な展開が続き、トータル「3―31」という散々な結果に終わった。

 昨年の直接対決では6戦全勝を飾ったが、ア・リーグ西地区の最下位に沈む低迷ぶりを引きずり、今季通算16勝31敗と借金だけが膨らんだ。もはや試合内容もすっ飛ばし、英紙「THE Mirror US」(電子版)に取り上げられたのはグラウンド外の出来事。試合中のエンゼル・スタジアムの客席内をスタッフが2人がかりで段ボールの箱を慎重に運ぶ様子が捉えられ、その中身を巡って騒動が起きていると伝えている。

 動画は来場していたファンが撮影したものだといい、箱を運ぶ2人を先導するスタッフの姿もあり、何やら物々しい雰囲気だ。同紙は「箱の中身についてはさまざまなうわさが飛び交っており、中にはネズミやその他のげっ歯目類が入っていたという声もある」と報じている。

 先月末には地元紙「カリフォルニア・ポスト」が同球場内でネズミが大量発生した証拠が見つかったと報じ、一部の売店が営業停止となったばかり。当局から駆除や消毒、再発防止などすべてを是正するように指導を受けていた。こうした経緯があっただけに箱の中身がネズミと結びつけられてしまうのも時間の問題だった。

 チームは成績不振で話題も試合そっちのけ。同紙は「エンゼルスがこれ以上悪くことはないと思われた中、事態はさらに悪化した」「今やエンゼルスはフィールド上の問題だけでなく、スタジアムの騒動にも対処せざるを得ない状況にある」と嘆かわしい現状を伝えている。