急成長で先輩たちを追い抜く――。巨人の春季宮崎キャンプに参加中の喜多隆介捕手(23)が10日に、フリー打撃で快音を響かせた。

 一軍キャンプでは最年少捕手となる喜多は、この日のフリー打撃で先輩に負けじと鋭いスイングを披露。登板した戸郷を相手に、安打性の当たりを連発した。

 ここまでの地道に努力が実を結んだ。オフには丸に弟子入りし、打撃を中心とした技術論を吸収。その勤勉さは丸も評価するほど。喜多はこの日の結果を振り返り「キャンプ前から意識していることとか、キャンプ中、指導してもらっていることを意識して打席に入ったので、その中で感触もボールの見え方も思っていたより良かった。自分の中ではいい状態かなと思います」と、手ごたえをつかんだ様子。

 翌11日に行われる紅白戦では9番・DHとして先発出場予定。「オフも打撃にこだわってやってきたので、紅白戦では守備はもちろんですけど、打撃では練習でやってきたことを試合でも出せればいいかなと思います」と、ここまでの経験をフルに発揮するつもりだ。