日本ハムの「ビッグボス」新庄剛志監督(50)が30日、ド派手な中古グラブをリメークしたコートで空路沖縄入り。その衣装には「道具の大切さ」というボスなりのメッセージが込められていた。
那覇空港到着から約30分、空港内でわざわざ着替えを済ませて現れた姿は赤地のコートに分解された中古グラブのパーツが縫い付けてある斬新なモノだった。
新庄監督はアバンギャルドなリメークコートの創作経緯を「これすごくないですか? ボクがある仕事をした時にデザイナーさんに、もしよかったら、グローブでひとつのコートを作ってもらえないの?とお願いした」と明かし、「小学校、中学、高校を調べてもらって、捨てるっていうグローブを掃除をしてもらって、縫ってもらってひとつのものが出来上がった」と語った。
さらに、指揮官は「こういう捨てられそうなグラブでもひとつの作品ができる。ファイターズもこういう作品をひとつのものに積み上げていきたいなと思います」とその話をチーム作りにつなげていった。
「やっぱりグラブって体の一部だとボクは思っていた。このグラブに寿命が来たらプロ野球生活は終わりだと思っていた。宝物というか命の次に大事なものがボクにとってはグラブだった。守備の人間だったんで、ちょっとした型崩れでエラーをする。今の選手はエラーをします…。テレビを見ていたらグラブのせいにする選手がオレ、もう大っ嫌いで。(ボールを)落とした…、このグラブで捕れなかったらしょうがない。オレの実力不足なんだっていうぐらいのグラブを作り上げてほしい。選手にはやっぱり道具を大事にしてほしい」
空港到着の登場衣装の話に熱がこもり、守備職人としての「道具の大切さ」を力説した新庄監督。そんな思いが込められたド派手リメークコートだった。












