全日本プロレスのヨシタツ(44)が25日、鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館を訪問し「ヨシタツキングダム」再建への誓いを新たにした。

 ヨシタツが「ゴッドファーザー(GF)」として君臨する同ユニットでは、昨年末にメンバーの植木嵩行、立花誠吾、バリヤンアッキが反乱。23日後楽園大会で1対3のハンディキャップマッチが行われたが、KAZMA SAKAMOTOの乱入により無効試合となり、ヨシタツは4人からリンチを受けるハメとなった。

 クーデター鎮圧失敗で滅亡危機のヨシタツキングダムの未来を憂うGFだったが、この日は沖縄戦で亡くなった陸軍の特攻隊員の遺品と資料を展示する知覧特攻平和会館を訪れて心機一転。「特攻隊の精神に触れて、ひとつの国をつくる、守ることの本当の大変さを知った。自分には覚悟が足りなかった。ヨシタツキングダムは『ユニットではなく国なんだ』と言ってたんですが、自分の考えが甘かったのかなと」と、過去の自身を猛省した。足りなかったのは覚悟だけではない気もしないでもないが、少なくとも一歩前進したことは確かだ。

 ヨシタツには新日本プロレス時代に「ハンタークラブ」を率いていた。後輩への行き過ぎた指導は目に余るものがあり、ついには将来を渇望されていたキャプテン・ニュージャパンがグレてボーンソルジャーになってしまうという事件が勃発していた。

「一部メディアに『ハンタークラブの二の舞』と記事で書かれてしまったけど、それも仕方ないのかなと。6年前と同じことをやっていては…きっと俺が変わらないといけないんだと思います。俺が変わったところを見せないと同じことの繰り返しになって、人はついてこないと思うので」と、今回の一件を受けて改心するという。

 もちろん裏切り者の3人、そして結託したKAZMAを許すつもりはない。「きっちり落とし前をつけてもらう。クーデターの結末は、革命か死しかない。お前らには死をもって償ってもらう」と、制裁を予告することも忘れなかった。

 ヨシタツキングダムと反逆軍の抗争の行方はいかに――。現状でユニットのメンバーはGFに加え、力、今井礼夢、今井絵理子参議院議員の4人のみ。とりあえず今井議員には今すぐヨシタツキングダムから亡命し、ヨシタツと絶縁した上で、議員活動に打ち込んでもらうことを願わずにいられない。