全日本プロレス24日後楽園大会で、ヨシタツ(44)率いる「ヨシタツキングダム」がクーデターの鎮圧に失敗した。

 2020年8月に同ユニットを建国したヨシタツは、自らをゴッドファーザー(GF)などと名乗り活動。ところが昨年末にメンバーの植木嵩行、立花誠吾、バリヤンアッキに反乱を起こされてしまう。誰かしら首謀者がいると見たGFは、反逆者を制裁するべく1対3のハンディキャップマッチに打って出た。

 ルールは1982年にアントニオ猪木がはぐれ国際軍団(ラッシャー木村、アニマル浜口、寺西勇)と対戦した試合同様、ヨシタツは3人を破らないと勝利が認められない。数的不利を強いられながらも敵軍を分断すると、立花をヨシタツファンタジーに捕獲してギブアップ寸前まで追い込んだ。

 ところがここでなんとKAZMA SAKAMOTOがリングに乱入。ヨシタツは後頭部へのヒザを浴びてKOされ、無効試合となってしまった。クーデターの首謀者と見られるKAZMAに「全日本プロレスのリングに必要ねえだろ」と罵倒されたヨシタツは、立花からも「GFだなんて俺らに呼ばせていただけだろ? テメエはせいぜい裸の王様だ!」と本当のことを言われてしまう始末。その場で結託した4人からリンチを受け、合体式パワーボムで大ダメージを負わされた。

 さらにバックステージでもKAZMAから「あいつは自分のことしか考えてないからな。見てみろ、あいつSNSでいろんなことを頑張ってつぶやいてるけど『いいね』もつかない、リツイートもつかない。SNSでプロレスやってんじゃねえよ。あいつの全部がしょっぱいからな」と罵詈雑言を浴びせられるなどまさに踏んだり蹴ったりだ。

 歪んだ体育会系のノリ…いや後輩に厳しくなりがちなヨシタツは、新日本プロレス時代の2016年に結成した「ハンタークラブ」でもキャプテン・ニュージャパンに体罰まがいの指導を繰り返し、ついにはキャプテンがボーン・ソルジャーになってしまう事件を引き起こした。今回も同じ轍を踏んで立花らが不平不満をため込み、クーデターが勃発した格好だ。

 これで残るヨシタツキングダムのメンバーはGF、力、今井礼夢、今井絵理子参議院議員の4人のみ。果たしてヨシタツキングダムは今後いったいどうなってしまうのか、どうか今井議員には一切気にすることなく議員活動に打ち込んでもらいたい。