WBC台湾代表のフェアチャイルドが7日のチェコ戦(東京ドーム)に「3番・DH」で出場。前夜の悔しさを吹き飛ばす〝打ち直し〟の特大アーチを放った。

 2点リードの2回二死満塁。絶好のチャンスで打席に入ると、初球の134キロのチェンジアップを豪快に振り抜いた。打球は高々と舞い上がり、そのまま左中間スタンド中段へ突き刺さるグランドスラム。東京ドームに詰めかけた台湾ファンの大歓声に包まれながらダイヤモンドを一周すると、大はしゃぎの台湾ナインに迎え入れられた。

 前日6日の日本戦では、13点ビハインドの5回一死一、二塁で左翼ポール際へ大飛球。スタンドインかと思われたが判定はファウルとなり、リプレー検証でも覆らず。球場の台湾ファンからは大きなブーイングが飛び交っていた。

 その悔しさを晴らす一撃となった満塁弾。台湾打線の主軸が豪快な一振りで鬱憤を吹き飛ばした。