前DeNAで米独立リーグ、ロングアイランド・ダックスのトレバー・バウアー投手(35)が、メジャー復帰に向けていよいよ、なりふり構わぬ行動に出てきた。

 米メディア「トータルプロスポーツ」は29日(日本時間30日)、「『まだ仕事がない』――トレバー・バウアー、MLBで無給でプレーすることを申し出る」との記事を配信した。

 ポッドキャスト番組「Don’t@Me with Dan Dakich」に出演したバウアーは「無償でプレーすることも申し出ました。マイナーリーグに行くことも申し出ました。給料全額をチームの財団に寄付して、無給でプレーすることも申し出ました」とおカネではないことを強調した。

 さらに日本でも物議を醸したバックヤードでのYouTube撮影についても「もしそれが問題なら、ソーシャルメディアの管理権を放棄することも申し出ました。コンテンツを作らないことも申し出ました。本当に何でもすると申し出ました」とあらゆる条件を受け入れるとした。

 そのうえで対立していたMLBのロブ・マンフレッドコミッショナーについては言及せず。「舞台裏で何が起こっているのか正確には分かりません。もちろん、私なりに疑念は抱いています。人々はそれについて好きなように考えればいい。私も私なりに考えているが、結局のところ、私はまだ仕事がないのだ」と窮状を訴えた。

 バウアーは米国復帰2戦目となった26日(日本時間27日)のランカスター戦で、7回の短縮試合ながらノーヒットノーランを達成し話題となった。

 右腕は「自分が何をしても、十分ではないような気がする。どんなに良いピッチングをしても、何を言っても、言わなくても、何も変わらないんだ」と嘆いた。プライドをかなぐり捨てた元サイ・ヤング賞右腕にメジャーからのオファーは届くか。