エンゼルス・菊池雄星投手(34)の今後が不安視されている。29日(日本時間30日)に敵地シカゴで行われたホワイトソックス戦に先発し、2回まで35球を投じて緊急降板した。

 注目された村上宗隆内野手(26)との対戦は左飛で打ち取ったが、対戦は1度だけで終わった。3回の登板に向けて準備を進めた中、投球練習を中断。ベンチ裏に引き揚げ、そのまま交代を告げられた。理由は「肩の張り」で、前回登板から違和感を覚えていたという菊池は「ストレートを投げる時に初回から少し張りを感じていた。これ以上、悪くなる前にというところで交代した」と説明した。

 MLB公式サイトでは「このケガにより、しばらく戦線離脱する可能性がある」と報じ、この日の登板では投げ込むボールにも異変が起きていたと指摘している。「球速が著しく低下した」とし、速球の平均球速「94・2マイル(151・6キロ)」から「1・4マイル(約2・3キロ)」も遅くなっていたことを挙げた。

 チームは勝利までアウト1つまで迫りながら9回二死二塁から同点に追いつかれ、延長10回に2―3でサヨナラ負け。6連敗となり、菊池まで不在となりかねない踏んだり蹴ったりの展開に、同サイトは「エンゼルスにとってはまたしても胸が張り裂けるような敗戦となった」と嘆いていた。