レッズの若き剛腕、チェイス・バーンズ投手(23)が「世界最高の選手」に同僚のエリー・デラクルス内野手(23)の名前を挙げ、波紋が広がっている。

 バーンズは今季6度目の先発となった28日(日本時間29日)の本拠地ロッキーズ戦で6回2失点で3勝目(1敗)をマーク。試合後、米メディア「チャッターボックス・スポーツ」の取材に対し「彼は信じられないほど素晴らしい。彼はとんでもない選手だ。世界最高の選手だよ」と、1本塁打を含む3安打4打点と援護してくれたデラクルスを称賛した。

 イタリア出身のバーンズは2024年ドラフト1巡目(全体2位)で指名された160キロ超の有望株右腕。MLBデビューとなった昨季は0勝3敗、防御率4・57に終わったが、今季は防御率2・65、奪三振率10・32とブレークしており、サイ・ヤング賞候補としても名前が挙がっている。そんな逸材が世界のスーパースター・大谷翔平投手(31)を差し置き、デラクルスに「世界最高」の称号を与えたとあれば、いくら同僚とはいえ米メディアも黙っていない。

「クラッチ・ポインツ」は「今、世界最高の野球選手は誰だろうか? ロサンゼルス・ドジャースのスター選手、大谷翔平はその答えとしてよく挙げられる。しかし、シンシナティ・レッズの先発投手チェイス・バーンズに尋ねれば、彼はエリー・デラクルスだと答えた」と早速、報道。「MLB界のほとんどの人が大谷翔平こそが球界最高の選手だと主張するだろうが、バーンズがチームメートをこれほど大胆に称賛したのも不思議ではない。彼は毎日、このスター遊撃手のプレーを間近で見ており、デラクルズは確かに2026年シーズンで素晴らしい活躍を見せている」とも続けた。

 デラクルスはここまで29試合に出場して打率2割9分1厘、10本塁打、24打点、8盗塁、OPS.951をマーク。打率2割7分8厘、6本塁打、13打点、3盗塁、OPS.898の大谷の数字をすべて上回る活躍を見せている。

 投打の新星に支えられたレッズは19勝10敗でナ・リーグ中地区の首位を快走中。同メディアは「エリー・デラクルスがこのまま高いレベルのプレーを続ければ、ナショナル・リーグMVPの座をかけて大谷翔平と競り合う可能性も十分にある」と両雄のライバル関係に注目した。