日本ハムは19日、敵地(東京ドーム)で巨人と対戦し4―1で快勝。3カード連続の勝ち越しで貯金を今季最多タイの「12」に戻した。
2回二死一塁から上川畑の右翼線適時二塁打で先制すると、3回にもマルティネスの適時打や田宮の犠飛、万波の適時打で3点を追加。序盤から大量リードを奪った。
投げては先発・北山が150キロ超の直球と多彩な変化球を織り交ぜ巨人打線を圧倒。6回まで一人の走者も許さない完全投球を披露した。7回二死無走者から泉口に四球を与え完全試合が消滅。直後からは自身初の無安打無得点に期待がかかったが、9回一死無走者から途中出場の大城に一発を浴び快挙達成はならなかった。それでも9回122球を投げ1安打1失点(1四球)。今季5勝目を完投勝利で飾りチームのカード勝ち越しに大きく貢献した。
試合後の新庄剛志監督(53)は北山が快挙を逃したことが相当悔しかったのか開口一番「オーマイ、ゴッシュ!」と絶叫。「緊張したね。まあでも一つまた(北山に)目標ができたんじゃないですか。でも寝れるかな、今日。あーっ、行ってほしかったな」と好投に目を細めながらも偉業を逃し何度も唇を噛みしめた。
前日の試合前練習では、北山の帽子のつばが一直線になっている「ストレートキャップ仕様」を指摘。本人を呼び止め「ラッパーみたいで嫌なんだよね」と自ら強引につばをねじ曲げこの日の登板に備えさせた。その〝効果〟がさっそく出たこともあってか「今日(つばが)ちょっと曲がってたね(笑い)。もうちょっと曲げてたらたぶんノーヒットノーラン、いけてたね」とニヤリ。ただ、再び「まあでも、今日の投げっぷりはめちゃくちゃかっこよかった。最終回で(球速)154キロ出していたし。びっくりですよ。ただ悔しいね。こういうチャンスってなかなかないですから。逃してほしくなかったですね」。
まるで自らが偉業を逃したかのように最後まで表情には悔しさが滲み出ていた。












