阪神は、9連戦初戦となった29日の中日戦(バンテリン)に1―4で敗れ、ビジターでの連勝は8でストップ。2位・巨人とのゲーム差は、0・5に縮まった。
 
 先発・才木浩人投手(26)は、6回89球を投げて5安打4失点と奮わず、今季3敗目(2勝)を喫した。2回には二死から細川に初球の153キロ直球を左中間スタンドへ運ばれ、先制を許した。

 4回には同学年・佐藤輝明内野手(26)の9号同点弾が飛び出し、流れに乗りたいところだったが、同点で迎えた5回に中日打線につかまった。一死から木下に左前打、さらには送りバントを狙った投手・涌井に四球を許して一、二塁のピンチ。続く岡林を左飛に抑えたが、板山、上林に連続適時打を浴びて3点を失った。

 昨季の対戦成績は2勝1敗、防御率0・82と〝お得意様〟だった相手に痛恨の黒星を喫した右腕。試合後は悔しげな表情を浮かべながら、真っ先に報道陣の前に姿を現わすと、「次がんばります」と言葉少なに球場を後にした。

 藤川球児監督(44)も「きょうのゲームに勝つためにベストを尽くせたかということを、バッテリーとともに自分たちも考える必要はあるんじゃないですかね」と険しい表情を浮かべた。

 また、打線も7回に無死一、三塁の好機をつくりながらも後続が倒れて無得点に終わるなど打線がつながらず。「その前からゲームのリズムが非常に…。才木と梅野のバッテリーで持ってくるような展開じゃなかった。次以降の反省にしてやり返す、それしかない」と語気を強めていた。