巨人の吉川尚輝内野手(31)が29日の広島戦(東京ドーム)に「2番・二塁」で復帰後初の先発出場を果たした。

 故障班、二軍を経て26日に一軍昇格した吉川はこの日、ついに二塁に就き、フル出場を果たした。スタメン発表時からその名で球場を熱狂の渦に包んだ背番号2は、4―2の5回に遊撃・小園のグラブを弾く左前打を放つと、直後に二塁へ盗塁。守っては、2回に平川の一二塁間へのゴロを華麗に一塁送球するなど、ファンが待ちわびた「たまらん」プレーを連発して存在感を放った。

 試合後、多くの報道陣に囲まれた吉川は「ヒット打って、盗塁しただけですよ。二軍でもよくありましたって感じです」と謙遜したが、ファンの大声援には「うれしかったです!」とはにかんだ。

 28日の同戦ではプロ初となる三塁守備に就いたが、再び二塁に舞い戻った。「セカンドの方がプロ入ってからたくさん守ってるので、どこに出るとしても全力でチームが勝てるようにそこに尽きると思うので、これからも頑張りたいと思います」と明日からの試合に向けても、戦力として意気込んだ。