阪神・大竹耕太郎投手(29)が28日に甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。下肢のコンディション不良で開幕に出遅れていた技巧派左腕が、久々となる聖地のグラウンドでランニング、キャッチボール、投内連携などで約1時間、心地よい汗を流した。

 5月1日の中日戦(バンテリン)で今季初登板を果たす見込みの大竹は「気張らずに普段通りの力を出したい。120点ではなく、その日の状態の中で自分の投球ができれば」と抱負を口に。阪神に移籍して以降、2季連続で開幕ローテに入っていたが、「(ソフトバンク時代も含めると)過去8年で、開幕ローテに入れたのは3回だけだったので。長い目で自分の野球人生を見れば『3、4月に一軍にいれなかっただけ』と捉えればいい。ちょうど5月からの登板になるので、チームの力に貢献したい」と表情を引き締めた。

 チームは翌29日から9連戦に突入。中継ぎ陣全体の負担が増す時期に直近2シーズン連続で130イニング以上を投げた実績を持つ大竹の復帰は頼もしい。背番号49も「自分の仕事は長いイニングを投げることだと思うので」と使命感を漂わす。

 才木、村上、門別、富田、伊原らの先発陣とトレーニングをともにした大竹は「気が付けば自分が最年長になっていた。先発若いな~って」と苦笑い。「まだ若い子には負けないように」と巻き返しを誓った。