昨季、捕手として102試合に先発マスクをかぶった広島の正妻・坂倉将吾が10日、高知市内での自主トレを公開した。

 後輩の韮沢、玉村らとともに、インターバル走など下半身強化に取り組み「まだまだアピールしなきゃいけない立場。しっかり準備してやっていきたい」とプロ8年目のシーズンを見据えた。

 21年には打率3割1分5厘をマークするなど、球界でも希少な「打って守れる捕手」でもある男は目下「より自分が効率よく力強く振れるように」と、打撃フォームを改良中とし「だんだん(打率も)落ちてきているので、打てるように」と3年ぶり2度目となる打率3割達成へむけ、試行錯誤を繰り返している。

 昨季終了後には、ひとりの捕手としても大いに刺激を受けた。新生侍ジャパン・井端新監督のもとで招集された11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」だ。

「侍に出たときは高いベルでみんなやっているなと思ったので。僕も負けてられないという気持ちになった」。坂倉は初戦の台湾戦、続く韓国戦、優勝決定戦の韓国戦に先発マスクをかぶった。代表は3月には強化試合、さらに11月には19年に続き〝連覇〟を目指す国際大会「プレミア12」が開催予定。日本を代表する捕手としての足跡も刻み始めた背番号31にとっては、キャリアのなかでも大事な1年となる。

「まずはチームで優勝したい。選ばれたらうれしいですけど、まずはチームの優勝に貢献して、結果、選んでいただいたらうれしいなと思う」。名実ともに球界を代表する捕手を目指し、まずは赤ヘルの扇の要として、新井監督の胴上するために中心的な役割を果たしていく。