女子プロレス「スターダム」25日の後楽園ホール大会で、大江戸隊入りした渡辺桃(21)が古巣の「クイーンズ・クエスト(QQ)」を相手に暴れまわった。

 18日の大阪大会で急転直下QQを裏切り大江戸隊入りを果たした渡辺はこの日、メイクもコスチュームも黒を基調に変更してスターライト・キッド、鹿島沙希と組み林下詩美、AZM、上谷沙弥組との6人タッグ戦に出場。スタートから人が変わったように悪さ全開のファイトを展開しAZMの髪の毛をつかんでマットに叩きつけてから蹴りを放つと「どうしたの? AZMちゃん」と笑みを浮かべる。リーダーの裏切りにいまだ動揺を隠せないQQメンバーたちを攻撃しながら「なんだその目は?」と吐き捨てるなど、ブラック・ピーチっぷり全開で古巣を蹂躙した。

 最後は奮闘するAZMの手を握り「AZMちゃん…」と改心したと見せかけて動きを止めてから攻撃。そこへ鹿島が起死回生で丸め込んで3カウントを奪った。心を踏みにじる悪のコンビネーションに、スターライト・キッドは「最後、桃と沙希、バッチリ過ぎる!生き生きしてるじゃん、楽しそうじゃん!」と大喜び。「ブラック・ピーチはここからどんどん進化していくから泣いて逃げ出すんじゃねえぞ。特にAZM。次、ハイスピード決まってるのに、すでにメンタルボロボロだな」と追い打ちをかけた。

 当の渡辺も「大江戸隊、楽しいね。いいね」と満面の笑み。そしてQQメンバーに「私はお前らのその悲しい、悔しい、その顔を見るのが生きがいなんだよ。2022年、お前ら、待っとけよ」と言い放った。もちろんQQメンバーも黙っていない。詩美は「おい大江戸隊。渡辺桃…お前ら絶対に許さないからな。AZMさん。もうクヨクヨするのはやめましょう。悔しくないんですか」と呼びかけ。AZMは号泣しながら「気持ち切り替えるの難しいけど、年内最終戦、ハイスピードあるから。桃ちゃん、いや渡辺桃! 年明けきっちりケジメ付けるから覚悟しとけ!」とリベンジを誓った。

 生まれ変わった黒い桃が来年のスターダムに波乱を呼びそうだ。