【DDT】大社長・高木 反体制集団「金剛」に売られたケンカ買う

2020年05月30日 22時30分

殴り込んできた拳王(右)を高木三四郎大社長は正面から受け止めた(DDT提供)

 DDT「TV SHOW!」は30日に配信され、ノアの暴君・拳王(35)率いる反体制集団「金剛」がDDTマットに殴り込み、天下の大社長・高木三四郎(50)に反旗を翻した。

 波乱はメイン前に起きた。どこでもすぐに戦えるよう戦闘用コスチュームに身を包んだ拳王、マサ北宮(31)、稲村愛輝(27)、仁王(38)、覇王(34)、征矢学(35)ら金剛全メンバーが鬼の形相でリングをジャックしたのだ。

 拳王は「(大会を配信する)レッスル・ユニバースを見ているクソヤローども、テメーらに俺のこと、説明しなくてもわかってるだろ? DDTプロレスの社長・高木三四郎のことを、めちゃくちゃに大っ嫌いなプロレスリング・ノアの拳王だ!」と堂々宣言した。

 さらに反体制の旗手は大社長に対し「俺はめちゃくちゃ嫌なんだが、高木は俺たちのプロレスリング・ノアの社長も兼任している。高木はノアの改革を何かしたか? DDTのことしか考えてねえんだろ? この汚ねえキャンバスの汚ねえDDTのことしか考えてねぇんだろ! お前はノアをどう乗っ取ってやろうとか、DDTよりノアのほうが下だと序列をつけたいだけなんだろ? ノアのリングから、ノアの会社から、消えてくれ! 汚ねえDDTファン! よく聞け! 俺が高木三四郎からノアを守る!」と宣戦布告を放ったのだ。

 ここで怒りを全身にたぎらせた高木が花道から登場。金剛はリング下へ下がる。高木はコーナーでいつものように「ファイアーポーズ」を決めると「おい、拳王、そして金剛。ここはDDTのリングなんだよ! おめえらな、言いたい放題言ってくれてるけど、そんなに文句があるんだったら、俺はリングで勝負しようじゃねぇか!」と正面からケンカを買った。

 しかし金剛は大社長を無視するように、引き揚げようとする。激怒した高木は「待て! 社長命令だ! DDTの、いやノア・グローバルエンタテインメント株式会社の社長として命令してやるよ。拳王、この俺と戦え。このDDTのリングで戦え!」と叫んだ。

 男としてはかなり格好いいものの、一大グループの統率者とは思えないあまりに大人げない直情的な反応に拳王は一瞬「してやったり」の表情でリングイン。「やってやるよ!」とつぶやきながら高木との距離を詰めると、激しい視殺戦を展開。高木は「ファイアー」のポーズで応じると両腕を高々と突き上げ、反逆者への制裁を誓った。

 この結果、ビッグマッチとなるTVマッチ「レッスル・ピーターパン」(6月6~7日配信)初日大会での高木、樋口和貞(31)、松永智充(39)組対拳王、北宮、覇王組の対抗戦が緊急決定した。ノアマットでかたくなに反体制を貫いていた金剛が、新たな標的に鋭い牙をむいていきそうだ。

 メインのKO―D6人タッグ選手権は王者組の遠藤哲哉、T―Hawk、エル・リンダマン組がHARASHIMA、上野勇希、吉村直巳組を撃破して初防衛に成功した。

 高木の話「俺を社長から『ファイアー』するだって?。全く同じ言葉をアイツに返してやる。俺がノアを改革するとしたら、アイツをファイアーすることだ。あの“言うだけ番長”が。やってやるよ。ふざけやがって。これは社長命令だから。それに、ここはDDTのリングだから。俺はDDTの社長でもあるので、やってやりますよ!」