DDTは27日、新橋のフードエンターテインメントレジャー施設「グランハマー」での路上プロレスを敢行した。

 同ビル1階の飲食店・武将横丁を貸し切って、エニウェアフォールルールで全3試合を開催。試合の様子は、ビル屋上の大型ビジョンでも放映され、新橋駅前では約70年ぶりの街頭プロレス中継となった。

 この日の第3試合では、青木真也とのKO―D無差別級王座戦(後楽園ホール)を翌日に控える同王者・上野勇希も登場。鈴木みのる、To―yと組み、クリス・ブルックス&HARASHIMA&アントーニオ本多組、MAO&KANON&ビエント・レバンテ組と3WAY6人タッグマッチで激突した。

 ゴングと同時に、9選手は会場のいたるところで大乱戦を繰り広げた。観客の飲食物すら凶器となるカオスな状況となった。

 上野が本多をステージ上で痛めつける中、みのるはMAOと乱闘を展開。そのまま2人は台風7号の接近で雨が降りしきる屋外へ。SL広場の目前で、MAOとセコンドのKIMIHIROが何度もアスファルトに叩きつけられた。

 さまざまな思惑が渦巻く乱戦の末、上野はみのるとの仲間割れによってビンタを食らい、テーブル上に寝かされてしまう。それでもラダー上から飛び降りてきた本多の攻撃を間一髪でかわすと、テーブルの角に頭を誤爆させて形勢逆転。To―yがテーブルに乗せた本多に対しラダー上からのダイビングボディプレスをさく裂させ、3カウントを奪った。

 何とか勝利を収めた上野は「みなさんのおかげで楽しい路上プロレスができました」と絶叫し、会場を沸かせた。試合後には出場した選手が客席をまわる歓談タイムも行われるなど、ファンサービスも抜かりない。観客とともに飲食を堪能した後、泥酔状態のHARASHIMAが大会を締めくくり、DDTの十八番・路上プロレスは大盛況で幕を閉じた。