DDT28日の後楽園大会で、KO―D無差別級王者の上野勇希(30)が〝バカサバイバー〟こと青木真也を下してV8に成功した。
シングルトーナメント「KING OF DDT」を制覇した青木と、それを迎え撃つ上野は序盤、関節を狙い合いながら共に押さえ込みを狙うなど緊張感のある攻防を展開。だが、場外に逃げた青木にプランチャを敢行した上野はアームロックでつかまりダメージを負う。その後、腕関節に集中攻撃を受けたかと思えば流れるように足4の字固めを作られるなど、押し込まれる展開になった。
だが場外戦にもつれると、ブレーンバスターの体勢で持ち上げて腹部をエプロンに叩きつけて反撃。リングに戻った青木にロープ越しのニードロップを叩き込むなどして攻勢に出た。だが、追撃を狙いコーナーに登ったところで雪崩式の腕十字固めで捕獲されピンチが続く。さらに逆エビ固めをしかけるも三角絞めで返されてしまった。
その三角絞めをパワーボムで叩きつけて脱出も、トペ、ニードロップ、卍固めと畳みかけられる。上野もドロップキックで吹っ飛ばしてからフロッグスプラッシュで飛んだが、ヨーロピアンクラッチの攻防からオモプラッタ、横三角絞め、グランド卍と移行されるなど防戦を強いられる。
続いてエイオキクラッチ狙われたが、なんとかカウント2で脱出。立ち上がると一瞬の隙をついてWRで叩きつけてからスリーパーで絞めあげ、ギブアップを奪った。
マイクを持った上野は「一言。DDTはみんな青木さんのことが大好きです」と笑顔だ。さらに「青木さん、僕と出会ってくれてありがとうございます。DDTの家族になってくれてありがとうございます。心の底から青木さんを尊敬しています。これからもDDTをプロレスを一緒に楽しんでいきましょう」と語り掛ける。そして「僕たちの家族、青木真也だ。どうだ、うらやましいだろ!」とどこかで聞いたことがある言葉を叫んで観客をわかせた。
続いて、8月11日の東京・両国国技館大会でのV9戦の相手について「僕の夢は東京ドームに行くこと。そのためにも両国を超満員にしないといけない。たくさんの人の前でやりたいのは、MAO!」と指名だ。これに応じてリングインしたMAOから「俺、めっちゃリアリストだからすげえ考えるんだよ。本当に行けるのかなって。すごい考えたけど俺も行けると思ってるよ。行かなきゃいけないと思っているし。もうユニットも背負わないしDDTも背負わない。『DDTの王子様・上野勇希』と『DDTの四角い悪魔・MAO』とどっちが強いか、純粋に勝負がしたい。だからその先、東京ドームを見すえて見ていこうぜ。道なんてもんは俺たちが突っ走った先に見えるものだから。ハハハ。かっこいいこと言っちまったぜ」と応じられてハイタッチ。上野も「AMOちゃんがMAOちゃんを背負ってくるように、僕もDDTのすべてを背負っていきます。楽しい日々を送ろうと思う人は、俺について来い!」と叫ぶのだった。













