東京女子プロレスの真夏の最強決定トーナメント「第13回東京プリンセスカップ」の決勝戦(8月23日、東京・後楽園ホール)は、鈴芽vs辰巳リカに決定した。

 大阪・176BOXで16日に行われた準決勝では、鈴芽と辰巳がともに勢いに乗る2023年デビュー組を迎え撃った。辰巳は凍雅の得意のエルボーを受け切ると、ツイスト・オブ・フェイトからミサイルヒップにつないで3カウント。鈴芽もHIMAWARIの猛攻をしのぎ、ロープ渡りのフェースクラッシャーからリング・ア・ベルを叩き込んで勝利を収めた。

 試合後、両者はともに「出会いたくなかった」と複雑な胸中を吐露した。辰巳にとって鈴芽は、第9回大会(22年)の準々決勝で敗れ、24年のタッグトーナメント決勝でも直接フォールを奪われている〝天敵〟だ。

「だから本当に当たりたくなかった」と本音をもらした辰巳だが「だけど、今の鈴芽の充実っぷりはもうすごい見て取れるから、どうせやるならそんな鈴芽を思いっきり潰して、私が初めて優勝します」と悲願の初制覇へ決意を新たにした。

 一方、こちらも初優勝に王手をかけた鈴芽は「トーナメント自体にすごく思いがあるし、あふれすぎてしまう。さらに言うと、今年のリカさんがヤバすぎる」と最大級の警戒。「ここで出会えることは運命だと思うし、私にとって何よりの試練だと思うので、一番星を目指して後楽園もこのまま駆け抜けたい」と必勝を期した。

 互いに「会いたいけど会いたくなかった」と認める難敵同士。真夏の女王の座をかけ、運命の決勝で雌雄を決する。