新日本プロレス19日の長野・茅野大会で、NEVER無差別級王者のウルフアロン(30)がまさかの〝丸腰参戦〟を果たした。

 今年の1月4日東京ドーム大会でデビューしたスーパールーキーは現在、団体最高峰リーグ戦「G1クライマックス」(7月11日、米シカゴで開幕)への初出場を目指している。すでにメンバーは20選手中16選手が発表済み。残る4枠は出場者決定戦によって争われ、ウルフは23日後楽園大会でYOSHI―HASHIと激突する。

 この日の大会ではYOSHI―HASHIと激しい打撃戦を展開した。勝利こそ逃したものの、試合後は「ずっとハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)と戦ってきて、公式戦で本隊の人たちと戦ったのは、今回が初めてで。やっぱり正々堂々戦うプロレスは、気持ちいいのひと言に尽きるなと思いました」と充実の表情。

 YOSHI―HASHIに対しては「僕がプロレスを見始めたころからずっと見ている選手で、一撃一撃技も重いし、技術の詰まった選手だと思ったので。僕のこれまでのすべての技術をぶつけないと、勝つことができないと改めて感じたし、後楽園ホールですべてぶつけて、俺がG1出場権を必ず手に入れてみせます」と宣戦布告した。

YOH(右)を払い腰で投げるウルフアロン
YOH(右)を払い腰で投げるウルフアロン

 その一方で気になることが…。ウルフは14日大阪城大会で成田蓮を撃破し、NEVER王座を奪回。しかし新シリーズ開幕戦となったこの日は、その腰にベルトは巻かれていなかったのだ。

 ウルフはその理由について「忘れたわけじゃなくて、1月4日の(カード発表)会見の時にEVIL(現WWEのNARAKU)が(スプレーで)金色に染めたNEVERのベルト、今回もともとの形に戻すために修理に出します」と説明。

 その上で「G1にはしっかり間に合わせて、僕自身がベルトを巻いてG1に臨めるように、そのためにも6月23日は必ず勝ちます」と、必勝の誓いを新たにしていた。