2025年8月にDDTでデビューした葛西陽向(22)が、偉大なパパとは〝別路線〟で飛躍を誓った。
〝デスマッチのカリスマ〟葛西純(フリーダムズ)を父に持ち、8月11日両国大会で初めて親子タッグを組む。10日新宿大会のタッグマッチでは、敵軍の高木三四郎に串刺しドロップキックを放つなど奮闘したが、夢虹に丸め込まれて敗れた。
陽向によると、幼少期から自宅では試合の動画が流れていて「物心がついた時にはプロレスが大好きだった」という。DDTに入団したのは、父の勧めもあり「仮に僕がお父さんと同じ団体に入ったとしたら、それこそ親のすねをかじっているような見られ方になってしまう。『デスマッチをするのでは』という期待感が濃くなってしまうので、別の団体でデビューしたかった」と明かす。
その上で「正直、今のところデスマッチをする考えは全くなくて。親がしてきたことの積み重ねというか、財産を借りて試合をするのは違うのかなと。あくまでもお父さんとは違う道で、プロレスラーとして上に上がっていきたい」と将来を見据えた。
陽向の身長は171センチで、レスラーの中では小柄な部類だ。米・AEWなどで活躍し、新日本プロレスにも参戦したブライアン・ダニエルソン(米国)の戦いを参考にしている。「ダニエルソン選手(178センチ)も体が大きくないけど、自分より大きい相手に、立ち向かう姿にお客さんが感情移入できる。どういうふうに戦ったらお客さんに応援されるのか、そこから取り入れることを意識している」と力説した。
成長を続ける陽向は、父とのタッグ出撃へ気合十分。「親子だからできることや、お客さんに伝えられることがあるはず。この2か月で、それを定かにしていきたい」と言葉に力を込めた。












