東京女子プロレスで活躍するアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(23)に過酷な試練が与えられた。

 10月9日の東京・大田区総合体育館大会の全カードが18日に発表され、荒井はタッグマッチでアジャコング(50)との初対決が決定。渡辺未詩とのコンビで、アジャ、宮本もか組と対戦する。

 5月にデビューしたばかりの荒井にとって、他団体選手との対戦はこれが初になる。しかも相手はレジェンドのアジャだ。東京女子の甲田哲也代表は「デビューしてから4か月半とは思えないくらい成長している。8月に試合ができなかったけど、1か月離れていたとは思えない試合をしている。もう一段階、上にいってもいいと思い、試練を与えようと。SKEファンの方も知っているアジャ選手との試合を組みました」と説明した。

 アジャ戦が決まった荒井は自身のツイッターに顔面蒼白の絵文字とともに「衝撃!!」とつづった。8月7日の名古屋大会以降、新型コロナウイルスの濃厚接触者に認定されたため同月の後楽園2連戦を欠場。その後に自身も感染したため欠場が続いたが、今月11日の両国大会から復帰した。6月6日のサイバーファイトフェスティバル(さいたまスーパーアリーナ)にも出場しており、2度目のビッグマッチ参戦となる。

 同じ10月9日にはスターダムが大阪城ホール大会を開催する。東西で行われる女子ビッグマッチの〝対決〟も注目になりそうだ。