広島のドラフト6位・末包昇大外野手(25)がうれしいプロ1号を放った。

 2日の中日戦(バンテリン)に「7番・右翼」で先発出場。1―1で迎えた5回、一死走者なしで相手先発・笠原の129キロカットボールを捉えると、打球は左中間スタンドへ突き刺さる勝ち越し弾となった。

 プロ初本塁打を放ち「打ったのはカットボールかな。前の回に追いつかれたので、何とか塁に出てチャンスをつくろうと思って打ちにいった結果、ホームランになって良かったです」と声を弾ませた。

 DeNAとの開幕戦(横浜)では、2006年の梵英心以来、球団の新人では3人目となる開幕スタメン出場。この大舞台で4打数3安打1打点の大暴れでヒーローとなっていた。

 カブスへ移籍した鈴木誠也に代わる右の大砲候補が、名古屋であいさつ代わりの一発を放った。