巨人は6日の広島戦(マツダ)に11―7で打ち合いの熱戦を制した。

 この日は、1945年に投下された原爆の歴史を継承し、慰霊の意を表すために試合は「ピースナイター2026」と銘打たれ、開催。球場には半旗が掲げられ、試合前に黙とうがささげられた。

 打線は初回から広島先発・岡本を攻め、大城の右越え二塁打などの3連打で2点を先制。その裏には先発・又木が3点を失って逆転されたが、3回無死一、三塁から泉口の犠飛で同点に追いつくと、4回は相手のバッテリーエラーの間に一時勝ち越しに成功した。

 一進一退の攻防が続く中、2番手・泉が4―4の5回に二死一塁からモンテロに2ランを被弾した。それでも、4―6の7回、押し出し四球で1点差に迫ると、なおも二死満塁で、この日はベンチスタートだった主砲・ダルベックが代打で登場。相手5番手・益田の152キロツーシームを左前へ運ぶ逆転の2点タイムリーで試合をひっくり返した。その後も打線が勢いを緩めず、計11得点を奪って乱打戦に決着をつけた。

 橋上秀樹監督代行(60)は「盛りだくさんで最初の方をちょっと覚えていないんですけど…」と苦笑しつつ、「ずっとピッチャーが抑えて勝つことが多いシーズンでしたが、こういう風にピッチャーが打たれてもなんとか打線がひっくり返して勝てるっていうのは非常に大きいなという風に思います」と粘り強さを光らせた打線を評価した。
 
 6月5日以来、62日ぶりにスタメンを外れたダルベックについては「連戦なので疲労を溜めないように休ませてはいるんですけども」と説明。それでも、勝負所で期待に応えた助っ人に「本来であればゆっくり休ませられればいいんですけど、みんなで戦っている以上、ベンチに入っている以上は、出番に備えてしっかり準備してくれたのでそれはありがたいなと思います」と感謝した。