阪神は21日のDeNA戦(甲子園)を延長11回の末、3―2でサヨナラ勝利。2連勝で2位・巨人とのゲーム差を「0・5」に広げた。
試合を決めたのは虎の主砲だった。2―2の同点で迎えた延長11回。一死から打席に立った大山悠輔内野手(31)が、DeNA7番手・中川虎の135キロのフォークをとらえた。
高々と舞い上がった打球は、左翼ポール際に突き刺さる17号サヨナラ弾。劇的な幕切れに甲子園は大歓声に包まれた。ホームベース付近ではウオーターシャワーを浴びせられ、歓喜の輪の中心で満面の笑みを浮かべた。
殊勲の主砲は「もちろん中継ぎ陣もそうですし、野手も粘ってあそこまでいけたので。なんとか決めることができてよかったです」と安堵の表情。今季2本目、通算5本目となるサヨナラ本塁打に「もちろんすごく気持ちいいですし、何よりチームが勝てたことが一番うれしいです」と喜びをかみしめた。
土壇場での一振りを生んだのは入念な準備。「いつも通りしっかりスコアラーさんと話し合いをしながら、いい準備をして入れたので、最高の結果になって良かったと思います」と胸を張った。
藤川球児監督(46)も「いつも思い切りスイングを仕掛けていくことを恐れずにやっていますから、それがやっぱりこういうところで出ますね」と頼れる虎の背番号3の一撃に目を細めた。
優勝マジックもいよいよ「10」。大山は「まずは自分たちでしっかりやるだけなので。相手はありますけど、チーム一丸となって頑張りたいと思います」と力を込めた。
激しい優勝争いの中で飛び出した値千金の一発。虎の主砲が自らのバットでチームを大きな白星へと導いた。












