日本ハムが8月に入り苦しい戦いを強いられている。

 6日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)こそ6―2で勝利も宿敵との今季対戦成績は17試合で3勝14敗と散々で6カード連続の負け越し。加えてゲーム差も今カードで「7・5」にまで広げられた。西武と激しい2位争いを繰り広げているとはいえ現時点では逆転でのリーグ優勝は厳しい状況と言わざるを得ない。

 だが、残り試合はまだ41試合もあり優勝の可能性も「ゼロ」ではない。CS(クライマックスシリーズ)で勝ち上がれば日本一の夢も残る。そんなシーズン終盤の戦いを考えればペナントレースを諦めるわけにはいかない。日頃から「絶対にやり返す」とソフトバンクへのリベンジを誓う新庄剛志監督(54)もこのまま引き下がれないはず。となればこれからシーズン終了までの2か月間の戦いがチームにとっても試練となりそうだが、日本ハムにとっては反攻に向けてのプラス面もある。それが今後の日程だ。

 実は日本ハムの8月日程は20日まで計12試合が北海道での本拠地戦、または空調の効いたドーム戦が予定されている。他チームが猛暑の屋外戦を強いられる中、この酷暑回避の日程は選手のコンディションを考える上でも大きなメリットになる。さらに暑さが残りそうな9月も敵地の楽天3連戦(9月4日~6日)と西武2連戦(9月12日~13日)を除けば9月末まで全てが本拠地、または空調のあるドーム戦だ。シーズン終盤に首位猛追を狙うチームにとっては願ったりかなったりだろう。

 ソフトバンクには苦手意識がある一方、他球団にはまだまだ圧倒する余力を残す日本ハム。逆転Vへ一筋の望みがあるとすれば大型連勝しかないだけに今後は「日程運」を味方に猛反撃となるか。