広島・岡田明丈投手(27)が22日、廿日市市内の大野練習場で自主トレを行い今年初めてブルペン入り。捕手を座らせて32球を投げ「感触を確かめた。7、8割の力で結構強めに投げました」と手応えを口にした。

 昨季は期待されながらもプロ入り初の登板ゼロに終わった。そのため現在は「(今までは)右腕が遅れ気味だった。タイミングを合わせて、体全体を連動させるために」とテークバックを早めに取る新フォームに取り組み中だという。

 先発ローテ入りを目指す右腕は「(去年は)自分のやりたいようにやれなかった。自分がないような状態で取り組んでしまった。今年は自分を貫けるようにやっていきたい」と昨季の反省を生かし、復活を目指す。