中日・ビシエド〝日本人〟まであと3年!周囲は「生涯ドラゴンズ」を期待

2020年11月13日 09時00分

ビシエドにはドラゴンズブルーの血が流れている?

 中日のダヤン・ビシエド内野手(31)の〝ドラゴンズ愛〟が止まらない。

 来日5年目となった今季も〝不動の4番〟に君臨。シーズン終盤までに82打点をマークし、2018年の打率(3割4分8厘)、最多安打(178本)の2冠に次ぎ、初の打点王も射程圏に捉えていたが、好事魔多し。10月28日の阪神戦(甲子園)で左肩を脱臼し、翌日に抹消されるとそのままシーズンを終えた。

 それでも「ケガは野球をしている限りあること。起こったこととして、しっかり見つめている」と冷静に振り返る。その上で「一番大事なことは早く100%の状態に治して、来年に向けて準備をすること。今年残した自分の成績は納得がいくものだと思っている」とどこまでも前向きだ。

 そんなビシエドに対して、チーム内から外国人としては球団史上初となる国内FA権の獲得を期待する声が高まっている。来季は3年契約の3年目を迎えるが、あと3年間プレーするとFA権の取得条件となる計8年に到達。「ビシエドは家族と一緒に名古屋に住んでいるし、ドラゴンズブルーの血が流れているのでは、というぐらい中日愛にあふれている。ぜひ〝日本人扱い〟となるまでウチでプレーしてもらいたいし、その後もずっとチームを支え続けてほしい。こんなに頼れる男はなかなかいないし、間違いなく球団史上最強の助っ人だよ」(チーム関係者)

 実際、ビシエド本人も「日本でプレーし続けてきたことに対しては非常に満足しているし、このまま日本でプレーを続けていきたいという気持ちは強い。この5年間は素晴らしい経験をさせてもらったと思っているし、日本でプレーするチャンスをドラゴンズにもらえて感謝の気持ちを持っている。今まで通りというより、今後もますますいい結果を残したい」と意欲満々だ。

 今季、チームは8年ぶりAクラス入りも満足していない。竜の頼れる主砲は「大事なことは来年プレーオフへ行ってファンの方々だけでなく、僕たちも喜びを分かち合いたい。そのためにまずは自分自身が健康であること、ケガをしないこと。どんな形であれ自分がチームの力になってプレーオフへ進む。そのことに尽きる」と言い切った。