ロッテ・朗希 松坂級のコミュニケーション能力

2020年01月30日 16時30分

赤ちゃんと触れ合う佐々木朗

 ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手(18=大船渡)の意外な“コミュ力”が話題だ。報道陣の前ではうかつな発言をしないよう、慎重に言葉を選ぶ様子が印象的だが、宿舎ではリラックスモード全開。あの“平成の怪物”をほうふつとさせる、大物新人の片鱗を見せている。

 キャンプ前の自主トレ最終日となった29日、アップ、ランメニュー、キャッチボールなど軽めの練習で汗を流した佐々木朗は、先輩投手のブルペン投球に熱視線を送った。

「今日は時間があったので、軽めというわけではないですけどゆっくりやりました。(ブルペンでは)先輩たちがすごく仕上がっていて、勉強になることが多かった」(佐々木朗)

 練習後にはコーチ陣の知り合いの赤ちゃんと記念撮影を頼まれ快諾。抱っこにもまったく泣かれることなく、丁寧に赤ちゃんをあやしたが、コミュニケーション力の高さは年上に対しても発揮されている。

 あるナインは「佐々木が『スイッチ』を持ってるので、よく佐々木の部屋に集まっては一緒にゲームをやってます。スマブラとかパワプロとか。意外に部屋も散らかってて、やっぱり普通の高校生なんだなと。練習がオフの日は朝からずっとやってることもありますよ」と寮での私生活を明かす。任天堂の人気ゲーム機「スイッチ」を持っていることで自然と佐々木朗の部屋が“たまり部屋”となり、年の離れたチームメートとも密なコミュニケーションが取れているという。

 さらには「負けず嫌いなのか、負けると先輩相手でも『あー、それはセコい。ズルっすよ~』とイジってきたり『いやいやそれは違うっしょ』と言ってきたり。どちらかといえばイジリキャラですね」(別のナイン)と意外な一面も。年上相手にも臆せずイジる大物感は、新人時代から「コミュニケーションの達人」と言われた西武・松坂大輔とも通じる。

 その松坂からは「思いがけないことも多々ある。周りの人がサポートしてあげてほしい」と報道を通じてエールを送られ「言ってくださったことを思いながら、これからキャンプを過ごしていきたいなと思います」と受け止めた。

 どこか親近感の漂う“令和の怪物”流の社交術。いよいよ始まるキャンプではさらに年の離れた先輩とも急接近となるか。