阪神の高橋遙人投手(30)が3戦連続完封で無キズの4勝、防御率0・21と驚異的な成績で快投を続け、米メディアからも「その実力に疑問の余地はない。このシンカー投手はリーグ屈指の支配的な投手であることを十分に証明している。沢村賞やMVPの有力候補として急速に名を連ねている」(ワールドベースボール・ネットワーク)などと注目されている。
ドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、カブス・今永昇太、アルトロズ・今井達也、エンゼルス・菊池雄星ら多くの日本人投手がMLBで活躍する中で米スカウトの視線を集めるのも当然だが、中でも動きが気になるのはドジャース。LAメディア「ドジャースウェイ」は「NPB選手が何か素晴らしいことを成し遂げるとドジャースファンは必ず耳をそばだてる。アメリカで最近、注目を集める高橋に〝将来のドジャースの選手だ〟と言いたがる」とファン心理を代弁している。
しかし、必ずしも獲得を後押しするわけではない。同メディアは「高橋には落とし穴がある。すでに4完封を挙げているのは奇跡的だが、ケガの経歴を考えると、腕が衰えていないのが不思議なくらいだ。すでに30歳で、キャリアを通して深刻なケガに悩まされた」と慎重論を唱えている。
左ヒジ手術で2022年、23年が登板なく、勝利数も2020年の5勝が最多。度重なるケガに苦しみ、ローテ定着ができなかった。同メディアは「今永が30歳、菅野(ロッキーズ)が35歳で契約したため、高橋の移籍を完全に否定することはできない。しかし、現状を考えると、ドジャースが引き抜こうとする可能性は低いだろう」と見ている。












