中日R・マルティネスの亡命に気をつけろ

2018年05月26日 13時00分

松坂の後方で所在なさげにたたずむR・マルティネス

 中日がライデル・マルティネス投手(21)の動向にピリピリしている。チーム関係者が声をひそめて言う。「実はスタッフが何げなくライデルの動向をいつもチェックしているんです。特に東京にいるときには気をつけるようにと上から厳命されているそうです」
 R・マルティネスはキューバ出身で2017年のワールド・ベースボール・クラシックの代表にもなっている。リナレス巡回コーチの推薦もあって同年から中日への派遣が決定し、同2月に育成選手として契約。今季は二軍での好成績が評価されて4月19日に支配下選手となった。

 193センチの長身から投げ下ろす150キロ超の直球は威力十分。15日の広島戦(ナゴヤドーム)で来日初勝利を挙げたR・マルティネスへの心配はズバリ亡命だ。過去にはキューバから巨人に派遣されていたホセ・ガルシア投手とエクトル・メンドーサ外野手が日本からの帰国途中に亡命目的で行方をくらませた。2人以上の逸材で若いR・マルティネスをメジャー球団が放っておくはずがないとの考えから、中日は「巨人は解雇後に日本を出国させてからだから問題はなかった。でも、うちが契約途中に亡命でもされたらシャレにならない」(前出関係者)と警戒しているわけだ。

 R・マルティネスは22日にソフトバンクとの二軍戦(筑後)に登板。25日に投げる予定もない一軍の広島戦(マツダ)に合流した。これもスタッフの多い一軍での「監視強化の一環」らしい。