首位攻防第2ラウンドは完敗――。阪神は10日の巨人戦(甲子園)に1―8で大敗し、ゲーム差を再び2・5差とされた。
先発・伊藤将の乱調が全てだった。初回、制球が定まらず4四死球に2安打、失策を絡められ、いきなり4点を追う展開。その後も、左腕は立ち直ることができずウィーラー、坂本から2被弾し4回で降板した。
試合後の矢野監督も開口一番「いきなり4点は重かった」とポツリ。「そのあとも流れをこっちに持ってくることが、なかなかできなかったからね」と、策の打ちようのない防戦一方の試合を振り返った。
この日は前カードのヤクルト戦から復調傾向にある、主砲・大山を本来の打順でもある4番に11試合ぶりに戻した。佐藤輝も開幕時の定位置だった6番へ。満を持して、勝てば08年以来の前半戦首位での折り返しが決まる一戦に臨んだが、巨人先発・メルセデスの前に、8回途中までサンズの一発による1点のみ。
指揮官は「(大山の)状態も上がりつつあると思うんだけど、全体的な並びや打順の流れはあの打順が一番いいし」と21年版〝ベストオーダー〟の布陣を敷いたが、この日は春先のように、効率的に機能するまでには至らなかった。










