阪神・藤川球児監督(46)が3日、高知・安芸市営球場で行われた秋季キャンプで2日連続となる熱血指導を行った。
前日に続いて指揮官が目を光らせたのは、下村海翔投手(24)と早瀬朔投手(19)の投球フォームだ。この日はサブグラウンドでマウンドと二塁ベースの間、二塁ベースとセンターの間など場所を変えながら投球練習を実施。自ら身ぶり手ぶりを交え、下半身の使い方や体の連動を約40分間、熱心に指導した。
狙いは脱・上半身頼みだ。藤川監督は「遠くなればなるほど(下半身の力が)必要になるし、近くなればごまかしが効くので。上半身でカバーできてしまう。徐々に離れて下半身の力を必要とする、それを感じる。それから今度近くなると、下半身の粘りが出てくるんで、ボールが今までより進んでいく」と意図を明かした。
さらに「特に下村、早瀬というのは、ルーキーと故障からカムバックした選手なので、もう18・44のブルペン練習というよりは、ここから次の春に向けて、メカニックを作り上げていく時期に入りますので」と強調。来春を見据えて投球の土台づくりを徹底する構えだ。
一方でメーングラウンドではツーランスクイズを試みるなど、さまざまな場面を想定した作戦練習も実施。攻撃の選択肢を広げるべく若虎たちが実戦を意識したメニューに取り組んだ。
練習後のミーティングでは首脳陣やナインに声をかけた指揮官。「ここにいるような選手というのは、そういう作戦ができるかどうかが問われると思いますから」と力説した。
レギュラー奪取をナインにとってはまさに鍛錬の秋。球団初の3連覇を目指す虎将の熱血指導はまだまだ続きそうだ。












