ドジャース大谷翔平投手(32)の奮闘はメジャーファンの記憶に残った。MLB公式サイトは2日(日本時間3日)、「満身創痍(そうい)でも大谷選手は、MVP最終候補に選ばれるにふさわしい輝きを見せた」との記事を配信した。

 同記事は「ケガによって残念な形でシーズンを終えることになったかもしれないが、大谷はそれでも記憶に残るシーズンを送った」と全米野球記者協会(BBWAA)のナ・リーグMVP最終候補にカブスのPCAことピートクロー・アームストロング外野手、ブルワーズのブライス・トゥラン内野手とともに残ったことを報じた。

 今季4年連続MVPがかかっていた大谷だったが、40本塁打、40盗塁のPCAの初受賞が濃厚となっている。「大谷は30本塁打を記録し投手として8勝2敗、防御率1・79だった」と成績を振り返ると、「8月7日時点でPCAと大谷は互角に見えた。だが大谷が翌日に投球練習を開始するとその後は打率2割5厘にとどまり、9月にはIL入りもした」と分岐点だったと指摘した。

 左ひざに右上腕二頭筋と立て続けにケガに見舞われた。「つまり、この時代において大谷選手だけが成し遂げられるような攻守両面での活躍は確かにあった。しかし、過去の成績には及ばず、今年のナ・リーグでMVPとは言えないだろう」と敗北を認めた。

 それでもケガにも関わらずMVP最終候補に残ったことは称賛に値する。「大谷は6シーズン連続でMVP最終候補に選ばれ、4回受賞している。これはMLB史上、バリー・ボンズの7シーズン連続に次ぐ2番目に多い記録だ」と快挙であることを強調した。